ルフトハンザ・ドイツ航空、エアバスA380型機をマニラへ空輸 今夏の運航再開に向け整備

ルフトハンザ・ドイツ航空は、運用復帰初号機となるエアバスA380型機(機体記号:D-AIMK)を、フランクフルトから整備を行うマニラへ空輸した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運航を停止した後、航空機の保管を手掛けるTARMAC Aerosaveがスペインのテルエルで保管しており、現地時間2022年12月2日に、LH9921便としてフランクフルトへ空輸を行っていた。マニラへの空輸便はLH9922便として、現地時間1月29日午前2時50分ごろに出発した。

復帰は需要の急増と、発注機材の受領遅れに伴うもので、運用を復帰させる機体はフランスのタルブにも保管されている。早期復帰を予定していたのは8機。運用に復帰する機体数や乗り入れ都市は未定であるもの、需要の高い大西洋横断路線が候補とみられる。

ルフトハンザ・ドイツ航空のエアバスA380型機は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス78席、プレミアムエコノミークラス52席、エコノミークラス371席の計509席を配置している。(画像:ルフトハンザ・ドイツ航空Twitter)

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