事業計画 地域の強み反映 延岡商高生アイデア披露

自分たちで考えたビジネスプランを発表する延岡商業高の生徒ら

 延岡商業高流通経済科3年生によるビジネスプラン発表会が23日、延岡市の延岡駅前複合施設「エンクロス」であった。5グループ11人が、地域を活性化するアイデアを披露した。
 生徒らは、延岡の自然を生かしたグランピング施設や地域の高齢者を巻き込んだ一時保育施設など事業計画を策定し、収支見通しを立てた上で課題などをまとめ発表。高校生ビジネスプラン・グランプリを開いている日本政策金融公庫の職員らが講評を行った。
 一時保育施設のプランを考えた黒木志依奈(しいな)さん(17)は「内容を良くするため考え直すことが多く、やりがいを感じた」、佐藤碧海(あおい)さん(18)は「高齢者が、子どもと関わりが増えるきっかけになればと思った」と話していた。

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