因美、伯備、芸備線が運転再開 岡山エリア 30日は計画運休せず

JR西日本中国統括本部

 寒気や気圧の谷などの影響で、岡山県内では29日午前、北部の一部地域で雪が降ったが、積雪量を増やす降雪にはならなかった。計画通り一部区間で始発から運転を見合わせていたJR西日本の因美、伯備、芸備線は同日午後、順次運転を再開した。JRの岡山エリア(県内、広島県東部など)では30日は計画運休を行わない。

 因美線津山―智頭間は29日午後3時14分津山発、伯備線新見―米子間は同4時26分新見発、芸備線備後落合―東城間は同6時25分新見発の便から再開。岡山―出雲市間の特急「やくも」は同2時33分出雲市発、岡山―鳥取を結ぶ特急「スーパーいなば」は同1時43分岡山発の列車から運転を始めた。

 岡山地方気象台によると、岡山県内の積雪量(29日午後8時現在)は、真庭市蒜山上長田67センチ、新見市千屋37センチ、美作市18センチ、津山市10センチ。

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