氷のアート出現 鹿沼で「寄栗の大滝」凍る

大部分が結氷した寄栗の大滝

 厳しい寒さが続く中、栃木県鹿沼市西北部の上久我にある「寄栗の大滝」の大部分が結氷し、高さ約20メートルの「氷のアート」が出現した。

 滝は林道から雪が残る遊歩道を500メートルほど進んだ先にある。29日は市の最低気温が氷点下7.8度となった中、真っ白な氷瀑は太陽が昇るにつれて日差しを浴び、まるでシャンデリアのように輝いていた。

 加蘇山神社から約4キロの地点にあり、加蘇地区の住民らが遊歩道や手すりなどを整備している。市観光交流課は「ここまで凍ったのは久しぶり。雪も残っているので十分気を付けてほしい」としている。

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