ウド鈴木&出川哲朗、地元の子どもたちの描いた地図を頼りに伊勢志摩の旅へ

テレビ朝日系では2月12日に「ウド&出川の子ども地図ツアーin伊勢志摩 観光客が知らないスポットを旅してゴメン」(午後1:55=メ~テレ制作)を放送する。

地元の小学生が描いた地図を頼りに、観光客の知らないスポットを巡っていく「ウド&出川の子ども地図ツアー」。舞台となるのは、日本を代表する観光地の一つである三重県の“伊勢志摩エリア”。年間およそ800万人の参拝者が訪れる伊勢神宮のほか、伊勢エビやカキなどの海の幸、日本一の飼育種類数を誇る鳥羽水族館、英虞湾(あごわん)の絶景などに加え、子どもたちが子どもならではの目線で描いたガイドブック“子ども地図”を基に、名物おばちゃんのいる駄菓子店、中華そばが大人気のうどん店、はたまた骨折した時お世話になった病院など、ユニークなおすすめスポットをキャイ〜ン・ウド鈴木と出川哲朗がゲストと一緒に巡り、心温まるエピソードとともに“伊勢志摩エリア”の魅力を再発見していく。

1泊2日の子ども地図ツアーは、志摩市・横山展望台からウド、出川と1日目のゲスト・土屋アンナの3人でスタート。英虞湾を望む絶景に朝からハイテンションの3人は、早速子ども地図を広げる。するとそこには場所を示すイラストとともに一言メッセージが添えられ、魅力的なスポットがずらり。中でも一番多くの子どもがおすすめしていたのが、日本有数の伊勢エビの産地で行われる「伊勢えび祭」。「美味しい伊勢エビにありつけるかも!」と気になった3人は真相を探るべく漁港へ。すると、「巨大な伊勢エビを担ぐ地元では誰もが知るお祭り」だと判明するだけでなく、その巨大な伊勢エビは“動いて光る”らしく、ますます興味津々。そして、ついに巨大な伊勢エビと対面する。

日本一海女さんがいる鳥羽市では、子ども地図においしそうな舟盛りが描いてあった宿へ。途中でのぞいた海女小屋では、「もっと早く来れば海の幸が食べられた」とパワフルな海女さんに説教され、段取りの悪さを嘆く3人。ようやくたどり着いた宿では、たくさんの子どもたちが迎えてくれる。実は、訪れた宿は親子3世代で営む民宿で、女将(おかみ)と若女将は現役の海女さん。子どもたちもみんな家のお手伝いをしているそう。その中には、舟盛りを描いてくれた小学生も。3人は念願の海の幸を食べることができるのか!?

2日目のゲストは本田望結。ウド、出川とは子役時代から知る仲で、親子ほど年の離れた2人とも会話が途切れることなく、息もピッタリの様子を見せる。そんな3人は“女性の願いをかなえてくれる神社”に立ち寄ることに。「お嫁さんになれますように」と願う本田に、「そんなのすぐかなうよ」とウド&出川が反応を見せると、神社の御利益か、本田の願いは次の目的地・伊勢で早くもかなうことに…!

伊勢市では「かまぼこ作り体験」のできる人気店へ。3人ともかまぼこ作りは初体験。それでも器用に形を整え、かまぼこを仕上げていく本田に、女将も太鼓判。「ちょうど大学生の息子が3人…」と話す主人に、本田がおもわず「お義父さん」と話かける一幕も。

そして、旅の締めは伊勢名物・伊勢うどん。と思いきや、子ども一押しの絶品ラーメンをいただくことに。1泊2日の子ども地図ツアーは、最後まで驚きだらけだ。

ロケを終え、ウドは「時間があったら子どもたちのおすすめスポット、全部行きたかったですね。『伝説の海』、潮が引かないって描いてありましたよね。どんなだろ。地元の子どもじゃなければ、絶対におすすめしない情報ですから、地図を本当にガイドブック化してほしいですね。今回は少ししか回れずすみませんでしたが、皆さんの地元への愛、僕たちに知ってほしいという気持ち、行ってほしいという気持ちはすごく伝わりました。ありがとう。アンちゃん(土屋)も望結ちゃん(本田)も、出川さんも、大好きな人たちと旅ができて本当に楽しかったです」と満足した様子。

出川は、一番印象に残ったのは「『魚勘』さんの舟盛り」とのことで、「もちろん豪華な舟盛りがおいしかったんだけれど、描いてくれた絵が素晴らしかった。まさしくあのまんま。子どもが舟盛りを描くって、普通発想ないもん。すごいなーって」とコメント。さらに、伊勢病院も気になったようで、「少年が骨折した時、本当に病院で優しくされたんだろうね。だからこそ地図に描いてくれたんだろうね。普通のガイドブックには絶対に載らないから。すべてに思いが詰まりすぎていて、本当に思いが伝わってきましたから。見ているだけで楽しかったです」と、こちらも満喫した表情を見せた。

1日目のゲストとして登場した土屋は、「人と話すのって楽しいし、自分が1人で来ても出会わなかった人っているから、すごくいい思い出になったし、また来たいなあって。1日長かったですけど、楽しくて楽しくて何の疲れもないです」と振り返りながら、「出会う人たちがとても温かく接してくれた。ホントいい人ばかり。志摩、鳥羽の人の優しさに触れられてうれしかった。みんな、自分より誰かのために美味しいものを食べさせてあげたい、何かしてあげたいという、人の愛を本当に感じました」と伊勢の人々の温かさを感じたよう。

同じくゲストの本田は、「小さい頃からお世話になっているお二人との旅なので、旅が終わってしまって寂しいと思えるくらい、幸せな時間でした。鳥羽は町の皆さんと触れ合える機会が多くて、目の前で焼いていただいた伊勢エビもプリップリで、私の知っているエビとは別物でした。伊勢の街歩きは久しぶりで懐かしい場所が多かったです。子ども地図は地元に住んでいる子どもたちだからこそ、普通の観光では見つけられない穴場を知ることができました」と感激していた。

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