箱根・芦ノ湖の冬空、3年ぶり彩る花火 2月2日に実施 海賊船は臨時コース運航

過去に実施された節分祭奉祝花火大会(箱根神社提供)

 節分前夜の2月2日、箱根町芦ノ湖元箱根湾で、3年ぶりに節分祭奉祝花火大会が開かれる。湖上から約2千発の花火を打ち上げ、冬空を鮮やかに彩る。芦ノ湖・芦之湯地区観光連絡協議会の主催。観覧無料。

 箱根神社では例年、同月3日に「節分祭」や、鬼を退治する「節分追儺(ついな)式」を執り行い、地元住民や観光客らが豆まきを行っている。2日に実施する奉祝としての花火大会は午後7時半から約20分間行われる。

 花火大会に合わせて、箱根観光船(小田原市)では芦ノ湖の箱根海賊船を臨時コースで走行させる「冬景色花火クルーズ」(約40分)を運航する。箱根町港から元箱根湾を経由して出発地点へ戻り、同便限定で前方部分の景色が楽しめる特別船室を開放する。

 クルーズの定員は約200人で、ウェブサイトでチケットの事前予約販売を開始している。事前予約券は大人1760円、小学生以下880円。荒天による延期や中止の場合は運航を中止する。問い合わせは箱根観光船電話0465(32)6831。

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