東証、午前終値2万7473円 米株上昇を好感して続伸

 週明け30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前週末27日の米国株式市場の上昇を好感し、上げ幅は一時100円を超えた。ただ当面の利益を確定する売り注文が重しとなり、下げに転じる場面もあった。

 午前終値は前週末終値比91円19銭高の2万7473円75銭。東証株価指数(TOPIX)は2.76ポイント高の1985.42。

 27日の米ダウ工業株30種平均は上昇。米個人消費支出物価指数の伸びが3カ月連続で鈍化し、米連邦準備制度理事会が利上げ幅を縮小するとの見方が広がった。

 30日の東京市場もこの流れを引き継いだが、利益確定売りが重しになった。

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