直径2m・重さ13kgの輪を回す「タガフープ」世界選手権! 木桶の製造技術を次世代に 香川・小豆島

しょうゆを作る時に使う木桶の製造技術を残そうと、香川県の小豆島でイベントが開かれました。

香川県小豆島町の「ヤマロク醤油」が木桶を作る技術を次の世代に伝えようと毎年この時期に開いています。

全国からしょうゆの醸造業者などが集まり、まず木桶を3つ作りました。

その後行われたのが、木桶などを作る時にはめる竹で編んだ輪、「タガ」をフラフープのように回す、その名も「タガフープ世界選手権大会」。

5分間で何回回せるかを競う大会ですが、タガは、直径2m・重さは13kgもあるため、参加者の多くは途中でタガフープを落としてしまいます。

5分間落とさずに回せたのは、千葉県の猪瀬智也さんただ1人でした。猪瀬さんは283.7回で優勝し、桶で作ったトロフィーなどを贈られました。

(優勝した/猪瀬智也さん)
「今回、かなりふくらはぎと太ももがパンパンになってしまって、かなりきつかった」

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