省電力で使い勝手のいい「電気毛布」は、車中泊はもちろんキャンプにおすすめの暖房器具。でも、メーカーやサイズ展開が豊富な上に、敷くタイプや掛けるタイプなど種類も豊富で、どれにしようか迷ってしまいますよね。そこで本編では、電気毛布のおすすめ商品と選び方を解説します。ポータブル電源がなくても使えるUSBタイプも要チェックです！
冬の車中泊の必需品「電気毛布」にフォーカス！
今回フォーカスするのは、冬キャンプはもちろん車中泊に便利な『電気毛布』について。
ハピキャンがピックアップしたおすすめの電気毛布を「USB式」「薄手タイプ」「フランネル調」に分けて15商品ご紹介します。
後半では選び方も解説していますので、ご自身の用途・スタイルに合った選び方を知りたい人は、最後までご覧いただくか上記目次からスキップしてみてくださいね♪
モバイルバッテリーOK！「USB式」の電気毛布ブランケット4つ
それでは早速、おすすめのUSB式電気毛布4つから見ていきましょう！
USB式なら、ポータブル電源を持っていない人も大丈夫。わざわざ高額なポータブル電源を用意しなくても、モバイルバッテリーや車のシガーソケットなどから給電できますよ。
1. MORITA（モリタ）／100×70cm TMH-1070
ひざ掛けや肩掛けとして、普段使いしやすいブランケットです。上質な光沢感と、水晶ソフトボアのやさしい肌触りが特徴。
1時間経つと電源オフになるタイマー付きなので、低温火傷の心配がありません。
朝までポカポカ眠りたいという人には不向きですが、入眠のために使いたい、寒い時だけ使いたい、日常使いしたい、という人におすすめ！
2. BRUNO（ブルーノ）／USB 3wayブランケット 100×70cm BC BOA149
毛足の長いフリース生地が気持ちいい、『BRUNO』のブランケットです。ひざ掛け、肩掛けに加えて、腰巻きもできる3WAYタイプ。
畳んでテープで留めるとコンパクトになるので、車中泊などのアウトドア以外にも、職場や部活の見学など、どんな場面にも持ち出しやすいのが嬉しいポイント。
3. 山善／ USBブランケット 130×80cm YHK-US42
大きめサイズのブランケットが欲しい人は『山善』がおすすめ。スナップボタン付きなので、肩掛けもできます。コーラルとブルーの2色展開で、柄はオシャレなチェック柄。
素早く暖めてくれる速熱モードを搭載しており、10分後は自動的に「強」モードに切り替わる仕組みです。すぐに暖まりたい人にうってつけ！
4. RAVAcoco／20000mAhモバイルバッテリー付き電気ブランケット
ベストや巻きスカートとして使える『RAVAcoco』の電気ブランケット。敷き毛布やひざ掛け、肩掛けもでき、シーンに合わせて多様な使い方ができるのが魅力です。
車中泊、キャンプ、部活動の見学など、活躍の場は多数！
嬉しいのは、20000mAhのモバイルバッテリーが付属すること。電源を持っていない人は、電気毛布とモバイルバッテリーをセット購入できるRAVAcocoがおすすめです！
安価で扱いやすい「薄手タイプ」の電気毛布7つ
ここからは、コンセントタイプの電気毛布を「薄手タイプ」と「フランネル素材」に分けて紹介します。
まずは、薄手タイプの電気毛布です。かさばらない薄手タイプは車中泊にピッタリ！
5. PowerArQ／電気毛布 掛け敷き両用 180×100cm Electric Blanket
ポータブル電源で人気の『PowerArQ』からは、デザイン性の高い電気毛布が販売されています！雰囲気抜群のネイティブ柄なので、車内やテント内のオシャレ度がグッと高まりそうですね。
毛布として掛けても、シーツのように敷いても使える「掛け敷き両用タイプ」。さらに、室温の変化に合わせて自動的に温度調整をしてくれる「室温センサー」を搭載しています。
無段階の温度調整、ダニ退治、8時間タイマーも付いているので、普段使いもバッチリです！
機能・デザインともにこだわりたい人におすすめ。
6. Sugiyama／電気敷き毛布 140×80cm NA-023S
ハピキャンライター愛用の『Sugiyama』の電気毛布は、機能が充実したコスパ優秀な商品。
ダニ退治に加えて、室温の変化を感知して調節する「室温センサー」を搭載。さらに、発熱線の配置を工夫して、冷えやすい足元はしっかり、胸元はやさしく温めてくれます。
薄手で軽量なので、持ち運びしやすいと高評価。収納時もコンパクトになるので、荷物を増やしたくない人におすすめです！
▼ハピキャンライターが『Sugiyama』の電気毛布をレビュー！
7. 山善／電気掛け敷き毛布 188×130cm YMK-26
『山善』の電気毛布は、多様なシーンに使いやすい掛け敷き両用タイプ。柔らかなポリエステル生地を使用しており、肌触りは抜群です！
ひざ掛けや肩掛けとして使うには大きめですが、ゆったりと羽織ったり、二つ折りにして使ったりできます。車中泊でも自宅でも、活躍してくれますよ。
8. MORITA（モリタ）／洗える電気掛け敷き毛布 190×130cm TMB-K19KS
電気毛布のラインナップが豊富な『MORITA（モリタ）』。特におすすめなのは、大判サイズの掛け敷き両用タイプ。敷き毛布に比べると価格は上がるものの、4,000円台で購入できるのは嬉しいですね！
清潔に使えるダニ退治機能を搭載し、丸洗いも可能。コスパに優れた掛け敷き両用タイプを探している人におすすめです！
9. パナソニック／電気毛布掛け敷き兼用 180×130cm DB-R31MS
信頼性の高いメーカー品を好む人には、『パナソニック』が人気！ 掛け敷き両用で、8段階の温度調節付きです。
加えて、室温センサーを搭載。寝ている間に室温が5℃下がると、電気毛布の温度を自動的に1℃上げてくれる仕組みです。
自分好みの温度に細かく調節したり、快適な温度で眠りたい人はチェックしてくださいね！
10. 広電（KODEN）／掛け敷き電気毛布 188×130cm VWK551-B
『広電』の電気毛布は、両面使えるリバーシブルタイプ。
布団から出るときに、コード位置によっては足を引っかけてしまって不便に感じることがあります。リバーシブルタイプなら、毛布を裏返すとコード位置が反対側に移動するため、コード位置へのストレスが解消されますよ！
加えて、従来品から38％節電した省エネ商品のため、1時間あたりの電気代は0.83円！ 電気代を節約したい人はぜひチェックしてくださいね。
11. LIFEJOY（ライフジョイ）／電気毛布 130×80cm JBS401D
薄手の電気毛布が好みの人には、『LIFEJOY（ライフジョイ）』がおすすめ！
薄く作られているため、使わないときにはかさばらず、使用時は熱が伝わりやすいのがメリット。電源を付けてからスピーディーに全体を暖めてくれます。
発熱線の配置によって、冷えやすい足元を集中的に温めてくれる機能を搭載。冷え性の人は要チェックです！
肌触りがよい「フランネル調」の電気毛布4つ
12. ニトリ／洗える電気ブランケット（NTB-55 MO）
車中泊に限らず普段使い用としても大人気の『ニトリ』の電気毛布。3段階の温度調節が可能で、掛け敷き兼用タイプでとても便利です。
ポリエステルなどの化学繊維はダニが増殖しにくい素材ですが、肌の弱い子どもやダニアレルギーの人には心配ですよね。でも、本製品にはダニ退治機能が付いているので安心！手洗いで丸洗いもできるので、衛生的に使えるのが嬉しいですね。
ニトリの電気毛布は大人気商品で売り切れ続出中ですので、店頭で見つけた際にはぜひGETしてみてください！
※2023年1月下旬現在、オンラインストアでは完売となっています。
13. アイリスオーヤマ／140×80cm EHB-F1480-DT
『アイリスオーヤマ』のフランネルタイプの電気毛布は、140×80cmと縦横の長さを抑えたコンパクト設計です。軽自動車など、狭い車内での車中泊にピッタリ！
柔らかで滑らかな肌触りなので、ひざ掛けとして普段使いするのも◎。肌触りにこだわりつつ、小さめの電気毛布を探している人はチェックしてくださいね！
14. LIFEJOY（ライフジョイ）／電気毛布 掛け敷き兼用 188cm×130cm JCBR803B
薄手タイプにも登場した『LIFEJOY（ライフジョイ）』のフランネルタイプも要チェック！ 掛け敷き両用タイプで、室温の変化に合わせて設定温度を調整する室温センサー付きです。
ダニ退治機能も搭載されており、丸洗いもできるため、衛生的に使用できます。フランネル素材の極上な肌触りと、室温センサーによる快適な温度設定によって良質な睡眠がとれますよ。
15. 広電（KODEN）／電気毛布 掛け敷き兼用 130×188cm CWB801G-HKK
ツリー柄がオシャレな『広電（KODEN）』の電気毛布。部屋のインテリアに馴染みやすいカラーも好評です。
室温センサーに加えて、電源ONから8時間経つと自動的に電源が落ちるタイマー付き。付けっ放しが心配な人には嬉しい機能ですね！
掛け敷き両用タイプなので、使い勝手も良好。デザインにも機能にもこだわりたい人は要チェックです！
冬の車中泊に便利な「電気毛布」の選び方
ここからは、車中泊における「電気毛布の選び方」について解説していきます！
電気毛布のメリット・デメリット
まず、電気毛布のメリット・デメリットは以下の通り。
【電気毛布のメリット】
① 省電力で使える
② 一酸化炭素中毒の心配がない
③ 導入コストが安い
④ 持ち運びしやすいタイプもある
【電気毛布のデメリット】
① 電源（ポータブル電源やモバイルバッテリー）が必要
電気毛布は、火や燃料を使用する器具等に比べ「安く・手軽に・安全に」使える暖房器具です。
電気毛布の消費電力は、100W以下のものがほとんど。1000W以上のヒーターに比べると10分の1以下。省電力ゆえ、モバイルバッテリーで使えるUSBタイプも販売されています。
わざわざポータブル電源を買わなくても、モバイルバッテリーなら低コストで導入できますね。
一酸化炭素中毒の心配なし！
冬の車中泊で怖いのが、一酸化炭素中毒。雪が積もっているときにエンジンを付けっ放しにしていると、排気口が雪で塞がれ、車内に一酸化炭素が流れ込んでしまいます。
一酸化炭素は無色・無臭・無刺激の気体のため、気付いたときには死亡しているケースも……。
電気毛布なら、一酸化炭素が発生しないので一酸化炭素中毒の心配がありません！
大雪の立ち往生などで、一酸化炭素中毒による死亡事故も発生しています。雪国への旅行や帰省時に電気毛布を車に積んでおくのもおすすめです。
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一酸化炭素は灯油ストーブやガスストーブでも発生するので、密閉された車内やテント内での使用は控えましょう！
▼一酸化炭素を検出する「一酸化炭素チェッカー」を紹介！
選び方のポイント① 電源タイプ｜AC電源orUSB？
電気毛布に使える電源は、家庭用コンセントの「AC電源」と「USB」の2種類。いずれのタイプも、ポータブル電源があれば使用できます。
USB式は、モータブル電源がなくても、モバイルバッテリーや車のシガーソケット、パソコン等からも給電できます。
モバイルバッテリーはコンパクトで携帯性に優れている反面、容量はポータブル電源に劣ります。しかし、価格の安さや携帯性の良さは、これから車中泊を始めたい人にとって魅力です。
モバイルバッテリー（USB）・・・消費電力5～10W程度のブランケットタイプなら余裕で使える！
ポータブル電源（AC電源&USB）・・・ブランケットタイプはもとより、消費電力40W以上のコンセントタイプもOK！
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参考までに、、、
20000ｍAhのモバイルバッテリーをWhに変換（3.7V）すると74Wh。
消費電力5Wのブランケットタイプなら、計算上は14時間使えます（変換ロスなどの影響により実際はここまで使えませんが、目安として）。
▼これからポータブル電源の購入を検討している人は、おしゃれで大容量なSABUMAをチェック！
選び方のポイント② 扱いやすさ｜掛け敷き両用タイプが便利
電気毛布は、「敷き」「掛け」「掛け敷き両用」の3タイプあります。中でも、掛け敷き両用タイプは便利！
底冷えが気になるときは敷き、全身温まりたいときは上からかぶり、ひざ掛けや肩掛けとしても使えます。
ただし、掛け敷き両用タイプは、敷き専用や掛け専用に比べると価格が上がってしまう傾向があります。価格を抑えたければ、どうやって使いたいかを見極めて用途を絞るのもひとつの方法です。
選び方のポイント③ 素材｜フカフカの肌触りが好みならフランネル素材がおすすめ
良質な眠りには、肌触りのチェックも欠かせません。
電気毛布の素材として主に使われるのは、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維。化学繊維といえど、柔らかな肌触りを味わえます。
中でも特に肌触りに優れているのが、フランネル素材です！
フランネル素材：毛足の短い毛織物。柔らかで肌触りが良く、暖かさを感じやすいのが特徴。
薄手タイプの電気毛布に比べるとボリューミーで重量も増える傾向がありますが、肌触りや暖かさにこだわる人にはおすすめです。
選び方のポイント④ その他｜タイマー機能や衛生面（丸洗い・ダニ退治）をチェック
冬の睡眠中でも、コップ1杯程の汗をかくと言われています。衛生的に使うためには、洗濯機で丸洗いできる電気毛布がマスト。
加えて、小さな子どもやダニアレルギーの人が使う場合は、ダニ退治機能が重宝します。洗濯だけでは退治しきれないダニを高温でやっつけてくれますよ。
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さらに、自動的に電源OFFにしてくれる「タイマー機能」が付いていると、消し忘れの心配がなく安心です！
電気毛布があれば冬の車中泊もぐっすり快眠！ 快適な車中泊ライフを
電気毛布は、安く、安全に、手軽に使える便利な暖房器具です。ポカポカの電気毛布に入れば、いつも以上に気持ち良く眠れますよ。日常使いもできるので、買って損はありません。
ぜひ寒い時期の車中泊に備えて用意しておきましょう！
