岡山県内の労働組合が最低賃金の再改定を要請「本当に今の物価の高騰は異常」

物価の高騰を受けて、岡山県内の労働組合が最低賃金の引き上げを岡山労働局に要請しました。

要請したのは岡山県労働組合会議など4つの団体です。

4つの団体は、急激な物価高騰が労働者の生活に大きく影響しているとして、最低賃金の再改定を審議会に諮問するよう岡山労働局に対し要請書を提出しました。

岡山県の最低賃金は2022年10月に30円引き上げられ、892円に改定されています。

しかし要請書では、2022年の最低賃金引き上げは2022年6月までのデータで決められたもので、現在の急激な物価高騰に対応できていないとしています

(岡山県労働組合会議/西崎直人 議長)
「本当に今の物価の高騰は異常だと思っています。今こそ、最(低)賃(金)を1年に1回ではなくて、その状況、県民の暮らしに応じて最低賃金を引き上げていくと」

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