仙台市の感染者は減少傾向が進むと予測 東北大学の下水ウイルス調査

仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週も減少傾向が進むとの見通しが示されました。

東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから毎週仙台市内の感染者数を予測しています。

先週、仙台市内で感染が確認された人は予測値8684人に対し3002人と、3週連続で前の週を下回りました。

今週の予測は5892人と、減少傾向が更に進むとの見通しが示されました。

東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「過去のところを見てみると、2022年10月頭と同じくらいで、1日200人とか300人の新規感染。ここ2週続けて(ウイルス濃度は)かなり低下してきているので、引き続き普段の生活の(感染対策上の)注意というかそういうところをキープしていただければと思います」

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