トライアンフ、Street Triple 765を2種類発売。日本国内限定100台でMoto2エディションも登場

 1月27日、トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、Street Triple 765ファミリーである『Street Triple RS』を2月25日に、『Street Triple R』を3月25日に発売すると発表した。

 トライアンフは、ロードレース世界選手権のMoto2クラスの全出場チームにエンジンを支給している。使用されているのが、『Street Triple RS』のエンジンにレース専用チューンを施した直列3気筒765ccエンジンだ。両モデルともに最大トルクは80Nm/9,500rpm、最大出力ではStreet Triple Rは120PS/11,500rpm、Street Triple RSは130PS/12,000rpmを発揮する。

 そして、そのエンジンの開発から得たフィードバックに、Street Tripleはよりパワーやトルク、そしてパフォーマンスが向上。さらに、より堂々としたライディングポジション、アグレッシブなニュースタイル、先進の電子制御、トライアンフならではの細部へのこだわりが施されている。

 そんなトライアンフが今回発売する『Street Triple R』と『Street Triple RS』は、Moto2クラスのエンジン開発チームが高密度なアップデートを実施した765ccの水冷並列3気筒DOHC 12バルブエンジンを使用。そして、最適化されたコーナリングABSと切り替え可能なコーナリング・トラクション・コントロールも新たに搭載されている。

 『Street Triple RS』では、ハンドルバーの幅を広げてエルゴノミクスを強化し、俊敏性が向上。さらに5インチフルカラーTFTディスプレイも搭載されている。カラー展開はSilver Ice、Carnival Red、Cosmic Yellowの大胆で個性的な3種類となっている。車両価格は149万5000円から(カラーにより変動)となっており、2月25日に発売される。

2月25日発売のトライアンフ『Street Triple RS』

 続いて『Street Triple R』はSilver Ice、SCrystal Whiteとモダンなカラー2種類が展開される。車両価格は119万5000円から(カラーにより変動)となっており、3月25日に発売する。

3月25日発売のトライアンフ『Street Triple R』

 また、限定生産モデルとして『STREET TRIPLE 765 Moto2

エディション』も発売する。Moto2のオフィシャルロゴとカーボンファイバーパーツを採用したモデルとなっており、車両価格は189万5000円。日本国内では限定100台の販売が予定されているが、発売日はまだ未定となっている。詳しくはトライアンフの公式ホームページ(https://www.triumphmotorcycles.jp/for-the-ride/news/motorcycles/street-triple-765-2022-11-03)をチェックしてほしい。

トライアンフ『STREET TRIPLE 765 Moto2エディション』

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