1月29日、静岡県静岡市清水区で、1日限定で「道の駅」を作る実験イベントが開かれました。中部横断道が山梨県までつながったことで「清水いはらインター」がある静岡市清水区庵原町の人たちが新たな「道の駅」による地域の活性化に期待をかけています。
1月29日、1日限定の道の駅イベント「清水いはらフェス」。中部横断道の開通を機に新たな道の駅づくりを目指す庵原地区の連合自治会などが開き、約3500人が訪れました。特産のミカンや野菜などが販売され、清水港のマグロを使った鍋も振る舞われました。
<来場者>
「めっちゃ、おいしいです」
「マグロのうま味が出ていて、おいしいです」
庵原地区には、中部横断道とつながる新東名の連絡道が走り、「清水いはらインター」があります。この立地を活かそうと、地元は約2年前から「新たな道の駅構想」について協議しています。山梨県や長野県からも期待の声が聞かれます。
<シャトー勝沼(山梨県)村岡慶課長>
「このエリアは、山梨と静岡の中間地点みたいになるので、山梨のモノ、特にワインを紹介させてもらえるとありがたい」
<信州道の駅交流会(長野県)石井孝二事務局長>
「多くの人が交流をして中部横断道の沿線都市の交流もあるが、その輪が広がっていけばいいと思う」
<庵原地区連合自治会 山梨滋巳会長>
「静岡市の窓口として、ここを起点に三保へ行ったり、東照宮へ行ってみたり、観光案内の機能を持った道の駅を作りたい」
新たな道の駅への期待が高まっています。