先日行われたFAカップのリヴァプール戦で、三笘薫が凄いゴールを決めた。左サイドからのクロスをファーで受け、トラップで浮かせてからフェイント、すぐさま右足アウトサイドで叩き込んだ。
ということで、今回は「アウトサイドキック」という点で10名をピックアップしてみた。あくまで勝手に記憶の中からパッと思いついたものを選んだだけなので、「◯◯がいない!やり直し!クソが!」という方はコメントでぜひマイ10選を…。
もちろん漏れてしまったものもたくさんあるので、続きもあるかも?
ロベルト・カルロス
ワールドカップの1年前に行われるプレ大会として、1997年に開催されたトゥールノワ・ドゥ・フランス。当時24歳だったロベルト・カルロスが決めたフリーキックは、左足アウトサイドにかかって大きくカーブ。壁の外側を巻いてゴールに突き刺さった。
マイコン
2010年のワールドカップで決まったゴール。チョン・テセ氏も出場していた北朝鮮代表との試合で、右サイドから飛び出してきたマイコンが角度のないところからアウトサイドでシュート。ここしか決まらないような場所に叩き込まれた。(動画はYoutubeに飛んで御覧ください)
リカルド・クアレスマ
アウトサイドの魔術師と言えばポルトガルの名ウイング、リカルド・クアレスマだ。伝家の宝刀とも言われた右足の意外性溢れるキックで様々なゴールとアシストを記録した。
ポール・ポグバ
マンチェスター・ユナイテッドからユヴェントスに移籍したポグバ。2013年のウディネーゼ戦では、アウトサイドで鮮やかに曲げた鋭いミドルをクロスバーに当てつつ決めるという衝撃的な場面があった。
ネリーニョ
世界でも最も有名なアウトサイドシュートでのゴールかもしれない。1978年のワールドカップで、ブラジル代表のネリーニョが右サイドからアウトサイドでシュート。ゴールキーパーの手を弾いてネットを揺らした。(動画はYoutubeに飛んで御覧ください)
ルカ・モドリッチ
現在最高のアウトサイドキックの使い手と言えばルカ・モドリッチ。コントロールも威力も使い方も圧倒的に超一流だ。むやみに使いすぎないところもまさに達人。
ティエリ・アンリ
ティエリ・アンリが2005年にチャンピオンズリーグで決めたのがこの右足アウトサイドゴール。ペナルティエリアの右角から外を巻くようなコースで逆ポストに叩き込んだ。
中村俊輔
現在日本代表コーチの名波浩氏も使い手だったが、日本のアウトサイドマスターといえば中村俊輔だろう。2004年のアジアカップで決めたゴールはまさに唯一無二(動画はYoutubeに飛んで御覧ください。2:45から)。また、レンジャース相手に決めた伝説のミドルも左足アウトサイドだった。
ファイズ・サブリ
2016年のFIFAプスカシュ・アワードで最優秀ゴールに輝いたのが、マレーシアリーグで決まったこのアウトサイドによるフリーキック。アジア人として初の同タイトルを獲得した。
三笘薫
FAカップにおいてリヴァプールと対戦したブライトン。1-1で迎えた試合終了間際、ファーポストに抜けてきたところをトラップ。浮いたところを更にコントロールしてアウトサイドで叩いた。伝説的なボールタッチであった。