辺野古新基地への抗議の現場に「古代人の座り込み遺跡」 グーグルマップに書き込み 市民ら「悪意を感じる」

 【辺野古問題取材班】沖縄県名護市辺野古の新基地建設への抗議の現場となっている米軍キャンプ・シュワブゲート前について、インターネットの地図サービス「グーグルマップ」に「古代人の座り込み遺跡」と表記されていることが、30日までに分かった。
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 マップの情報はグーグルのアカウントがあれば書き込むことが可能。具体的に誰がいつ、登録・変更したかは不明。「史跡」として登録され、クチコミもあった。現在は削除されているが、過去には「観光名所」「座り込み専用トイレ」などの表記があったという情報もある。
 ゲート前では、脅迫を示唆するメモが見つかり、座り込み日数を示す看板が差し替えられるなどの事案が相次いでおり、抗議市民らからは「悪意を感じる」「抗議行動をばかにしている」との声が上がっている。
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