【30日】長崎県内189人コロナ感染 37日ぶり死者ゼロ

新型コロナウイルス感染者の入院状況(29日午後7時現在)

 長崎県は30日、県内で新たに189人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。新規感染者が200人を下回るのは昨年11月7日(月曜日)以来84日ぶり。また、死者ゼロは昨年12月24日以来37日ぶり。
 長崎市で4件のクラスター(感染者集団)が発生した。医療機関で6人(医療従事者3、入院患者3)の感染を確認。二つの民間高齢者福祉施設で、それぞれ10人(入所者10)、16人(職員2、入所者14)が感染した。民間障害者福祉施設は、関係者20人の感染が分かった。
 県はまた、20日に公表した死者13人のうち80代男性1人について、13日に既に公表済みで二重計上になっていたと発表した。20日公表分を12人に訂正し、30日時点の累計死者数は570人になる。県によると、保健所から二重に報告を受けており、確認不足だった。1日当たりの死者数13人は昨年8月30日公表分と並び過去最多としていた。


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