【SAKURA】お花見を満喫するために、知っておきたい4つのマナー

東京では桜の開花宣言が発表され、本格的に桜の見ごろが各地で訪れています。そして満開の桜と同時にやって来るのが、お花見シーズンです。一気に咲き乱れ、すぐに散ってしまう美しくも儚い桜を見ようと、多くの人がお花見スポットに足を運びます。

大人数で桜の下に集まり他愛のない話をするのは、この時期にしか味わうことの出来ない楽しいひととき。

そこで大切になってくるのが、お花見をする上でのマナー。楽しく、気持ちのよいお花見ができるように、今回はお花見をする上での基本的なマナーについていくつかご紹介します。

1.ゴミは持ち帰り、お花見スペースをきれいに利用しよう

お花見を楽しむ上で欠かすことができないのが、持参したお弁当やお菓子、そしてお酒などの飲食物です。

桜を見ながら朝早く作ってきたお弁当を食べたり、お酒を嗜むのがお花見の醍醐味の一つですが、お花見が終わり、辺りにゴミが散乱している光景を見ると残念でなりません。
持参したゴミは自己責任として、基本的には持ち帰るようにしましょう。路上へのポイ捨ては絶対に禁止です!

2.大声で騒いだらダメ!

ピンク色に染まった桜を眺めながら、楽しくおしゃべり。話にも花が咲きます。「静かにしなければいけない」というルールはありませんが、周りの人に迷惑になるような行為はしてはいけません。

そして騒音問題を引き起こす原因の一つは「お酒」です。

気分良くお酒を飲みすぎて酔っ払ってしまい、大騒ぎをしている花見客の団体を見かけることがありますが、周りの人の迷惑になっていることを忘れてはいけません。楽しい宴会のはずなのに、その行動一つによってトラブルに発展し、嫌な思い出に変わってしまうのは誰だって避けたいはず。

常に周囲への気配りを忘れない気持ちを持ちましょう。そしてくれぐれもお酒は嗜む程度に、ほどほどに。

3.場所取りは必要な範囲だけ確保しよう

お花見をするにあたって、まず初めにしなければいけないことは場所取りです。どうせなら美しい桜の木の下で、花々を見上げながら一杯やりたいもの。しかし、欲張って必要以上の場所を取ってしまうと、ほかの人がお花見を楽しめなくなってしまいます。

場所取りをする前には、まず参加する人数を確認し、必要人数分のスペースを確保するようにしましょう。お花見スポットはいわゆる公共の場所です。お互いを思いやり、譲り合いの気持ちを持つことも大切なマナーの一つであることをお忘れなく。

4.桜の木に触れることは厳禁!

桜も命ある生き物です。むやみに花びらをちぎったり、気によじ登って枝を切ったりしてはいけません。お花見スペースの多くの場所には桜の周りに囲いが張ってあって、その中には入ることは禁止されています。

どんなに桜が綺麗だからと言って、幹を揺らして花びらを故意に散らすなんてことはもってのほかです。また、場所取りの際に使用するシートは、桜の根にかからない場所に引きましょう。

こういった行為が桜を枯らせたり、傷つけてしまう原因になる可能性があります。

来年もまた美しい桜と一緒に楽しくお花見をするためには、これらの基本的なマナーを一人一人が守ることが大切です。お花見をしに出かける際には、ぜひこういったマナーを意識してお花見を楽しむようにしましょう。

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