【トレンドナビ】大手住宅7社の戸建て受注=0%前後で低調推移、コロナ禍や価格改定が単月受注に影響

大手住宅メーカー7社が公表する月次受注速報値(金額ベース、積水化学工業住宅カンパニーのみ棟数)の戸建て・注文住宅の項目について、住宅産業新聞が2022年1~12月の数値をまとめたところ、年間を通じて前年ハードルの0%ライン前後に留まっていた。

新型コロナウイルス感染者が拡大した8、9月は全社が前年割れとなるなど苦戦した。受注数値の推移をみると、数社の数値が大きくプラスに振れた直後に2ケタ超のマイナスを記録する激しい動きもみられた。

戸建て・注文住宅業界も資材価格やエネルギー価格の高騰の影響を強く受けており、価格改定実施月前後で受注数値がばたついたようだ。

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