女子中高生ら参加の集団性交事件、客の高校教諭を女子高生買春容疑で逮捕

京都府警本部

 女子中高生らが参加したとされる乱交パーティー事件で、京都府警少年課と東山署は31日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、名古屋市天白区、公立高校教諭の20代男を逮捕した。府警は「男に障害がある可能性が判明し、犯行に影響した恐れがある」として、男の名前や年齢、勤務先などを公表しなかった。

 逮捕容疑は、昨年8月12日、名古屋市東区の宿泊施設で、青森県の女子高校生(17)が18歳未満と知りながら現金を支払い、わいせつな行為をした疑い。「認否を留保します」と話しているという。

 府警によると、男は、元福祉施設職員の男(46)=同法違反の罪で公判中=が主宰する乱交を目的とした「満月グループ」の会員だった。宿泊施設では他に数人の男性がわいせつ行為に加わっていた。女子高校生は、元福祉施設職員の男にSNS(交流サイト)で「パパ活を紹介する」と誘われたという。

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