ブランド守るGIに4品目追加 「伊達あんぽ柿」「飛騨牛」など

地理的表示(GI)保護制度に登録された「伊達のあんぽ柿」(伊達地方あんぽ柿連絡協議会提供)

 農林水産省は31日、地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の対象に、宮城県と福島県の「伊達のあんぽ柿」、福島県の「たむらのエゴマ油」、岐阜県の「飛騨牛」、香川県の「サヌキ白みそ」の4品目を追加したと発表した。今回の登録でGIは計124品目となった。

 伊達のあんぽ柿は鮮やかな色と上品な甘みが特徴で、カーテンのように柿をつるした乾燥風景は風物詩。たむらのエゴマ油は、エゴマ本来の香りが強く酸化による雑味が少ない。

 飛騨牛は霜降りなどの品質が高く高値で取引される。サヌキ白みそは透き通るようなクリーム色で糖分を多く含んだ甘みが特徴という。

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