Jリーグは31日、東京都内で理事会を開き、J1の各クラブへの均等配分金を昨季より1億円減の2億5千万円とすることを決めた。これまで重きを置いていた均等配分金を減らし、順位やDAZNの視聴者数などに基づく人気によって傾斜のある理念強化配分金を重視する構造にシフトする。
均等配分金はJ2が5千万円減の1億円、J3が1千万円減の2千万円となる。理念強化配分金は新型コロナウイルスの影響もあって停止されているが、今季の結果に基づいてJ1の上位9クラブに対して2024年から再支給する。優勝した場合は2年総額5億円、2位は同3億6千万円、3位は同2億2千万円を得る。