『アダムスのお化け一家』の個性派女優、64歳で死去 喫煙と高血圧が引き起こした重度の脳卒中

テレビドラマ『アダムスのお化け一家』で知られる米国の女優リサ・ローリングさんが、重度の脳卒中で死去した。64歳だった。

映画『アダムス・ファミリー』、ネットフリックスドラマ『ウェンズデー』でクリスティーナ・リッチとジェナ・オルテガがそれぞれ演じたウェンズデー・アダムス役は、リサが元祖だった。喫煙と高血圧が原因の脳卒中に耐え、生命維持装置から外された後、28日に亡くなったことが、翌日に公開されたソーシャルメディアの投稿で明らかになった。

友人のローリー・ジャコブソンはフェイスブックにこう綴っている。「友人のリサ・ローリングが亡くなり大変残念に思っています。4日前、彼女は喫煙と高血圧によって引き起こされた重度の脳卒中に見舞われました」「3日間生命維持装置を使用していました。昨日、彼女の家族はそれを取り除くという難しい決断をし、彼女は昨夜亡くなりました」

ニューヨーカー誌に元々掲載されていたチャールズ・アダムスの漫画シリーズが原作の『アダムスのお化け一家』は60年代に2シーズンにわたって64話が放映されたテレビ番組で、リサはアダムス一家の長女役を演じた。

ローリーは、1964年から1966年にかけて大ブレイクしたリサがハリウッドの歴史の一部になったとして、こう続けている。「彼女はポップカルチャーのタペストリーに埋め込まれており、私たちの心の中にはいつもウェンズデー・アダムスとして刻まれている。美しく、優しく、愛情深い母親であるリサの芸能界における遺産は大きい。そして、彼女の家族や友人たちへの遺産は、あふれるユーモア、愛情、そして愛であり、私たちの記憶に長く残ることでしょう。安らかに眠って、リサ。ああ、あなたはとても楽しい人だった」

マーシャル諸島でリサ・アン・デシンセスとして生まれ、ドラマ『アズ・ザ・ワールド・ターンズ』でクリケット・モンゴメリー役を長年演じたリサは、2015年公開の映画『ドクター・スパイン』で俳優生活を終えた。

リサの死は、娘のヴァネッサとマリアンヌにより発表された。ヴァネッサはヴァラエティ誌に対し、「彼女は娘たち2人と手をつないで安らかに息を引き取りました」と語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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