和風シンセ・ポップの名盤、山口美央子『月姫』40周年記念盤、究極仕様で発売決定!

1983年3月リリース、サウンド・プロデューサーに土屋昌巳(一風堂:当時)を迎え、「和風シンセ・ポップの名盤」として国内外で評価の高いシンガーソングライター山口美央子(やまぐちみおこ)の3rdアルバム『月姫』。 本作のリリースから今年2023年で40周年を迎えることを記念して、オリジナル録音に関わった山口と土屋、そしてシンセサイザー・プログラマー松武秀樹の三者が再集結してニュー・トラックを制作、完全生産限定盤の2枚組CD『月姫 40th Anniversary Edition』として4月12日にリリースすることが決定した。

Disc 1は『月姫』の2023年最新リマスタリング音源で、エンジニアには砂原良徳を起用。アルバム未収録曲「夏(Instrumental)」をボーナス収録。 Disc 2では『月姫』の他、1st『夢飛行』(1980年)、2nd『NIRVANA』(1981年)など過去アルバム収録曲のオリジナルマルチトラックを使用しつつボーカルは全曲新録音、シンセの演奏も大部分を差し替え、一部曲では土屋昌巳のギターも新たに収録した2023年再構築バージョンで、内4曲は完全新録音。Track 5、6は英語による歌唱で、Track 5は山口自身、Track 6ではYMO初期作品の作詞で知られるクリス・モズデルが英語歌詞を手がけている。オリジナルとの聴き比べが楽しめる趣向となっており、こちらも砂原良徳がマスタリングを担う。 近年、海外でも再評価の機運が高まっている本アルバムを多面的に味わえる究極仕様のリイシューとなっている。本作の詳細はこちら。

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