旅人へひとこと
カレーうどんが美味しい『うどん蔵十』と、地獄と極楽を体験出来る『全興寺』で大阪を満喫しよう!
1998年創業の『蔵十』は、地元に根付き、地元の宝として愛され続けているお店です。
仲の良い大将ご夫妻の笑顔と、美味しいうどんに、癒されること間違いありません。
お店は開店と同時にお客さんで賑わい始めます。
土日祝となれば、多くのお客さんが店頭で入店待ちをされています。
大阪市旭区から「旭わがまちお宝」を認定されている事もあり、単に人気があるという事だけでは無く、『蔵十』を愛おしく思っているお客さんが多いように思えます。
多くのお客さんから愛される『蔵十』で、定評なのがカレーうどんです。
器からはみ出るボリューム満点の鶏天が美味しい「鶏天カレー」!
今回おすすめのメニューは「鶏天カレー」です。
ボリューム感のある棒状の鶏天と、常連客からもマニアからも評価の高いカレーうどんが、一緒に味わえる逸品メニューです!
「鶏天カレー」を初めて見る方は、鶏天の大きさに驚くと思います。
器からはみ出る大きさなので驚くのも当然。
お箸で持ち上げると、その重さにも驚かされます。
長く持ち上げる事が出来ないので、撮影するのにも一苦労しました。
こちらの鶏天には鶏モモ肉が使われています。
サクッとした衣に、噛むと溢れ出す肉汁。
下味もしっかりとついています。
鶏天1本でもボリューム満点なのに、この鶏天が2本もトッピングされている「鶏天 W ダブル」や、上質な温玉が一緒にトッピングされている「上玉鶏天カレー」「上玉鶏天Wダブル」などのメニューも提供されています。
カレーは香り良く、口当たりまろやか。
出汁の旨味も効いて奥行きのある味。
じんわりと辛さが広がります。
食べ終わった瞬間、また食べたくなるのが『蔵十』のカレーです。
カレーをたっぷりと吸った薄揚げも無くてはならない存在。
薄揚げのほんのり甘い風味とカレーの味が良く合っています。
麺はシュッとしていて、上の画像で見て取れるように、カレーをしっかりと口まで連れてきます。
コシがあって噛んだ時の跳ね返りも最高な麺です。
「鶏天カレー」は一度食べると、しっかり心に刻まれるメニューです。
故に、忘れられなくなるから何度もお店を訪ねます。
何度もお店を訪ねるから、いつの間にか『蔵十』は、大切な宝になっています。
うどん 蔵十
〒535-0003 大阪府大阪市旭区中宮1丁目12−18 ウノハイツ 1F
大阪市平野区『全興寺』の地獄から極楽への体験コースが面白い!
『全興寺』の起源は、聖徳太子が薬師寺如来像を安置する為に、お堂を建てたのが始まりとされています。
また、そのお堂を中心に町が形成された事から、平野(大阪市平野区)の発祥の地と言われているそうです。
聖徳太子ゆかりの由緒あるお寺ですが、現在はおもしろ寺としても注目を浴びています。
『全興寺』には北門と西門のふたつの門があります。
今回私は北門から境内へ入りました。
門を抜けると「西国三十三カ所石仏」が迎え入れて下さります。
そして参道を突き当たった所には「一願不動尊(不動雲海)」が神秘的なお姿で現れます。
今回の目的は地獄から極楽を体験する事。
「一願不動尊」脇の通路を通り、受付へ向かいます。
下の画像が受付のある建物。
おみくじやお守りなどの授与品も、こちらでお授け出来ます。
地獄を体験するには、受付で100円を支払い「地獄通行手形」を入手しなければなりません。尚「地獄通行手形」は一度入手すると、今後、その都度100円を支払う必要はなく、手形を持参すれば、いつでも地獄を体験する事が出来ます。さあ!まずは手形と一緒に受け取ったコースマップを見ましょう!
コースマップを片手に行動します。
最初はご本尊の「薬師寺如来」へご挨拶の為に本堂へ。
↓↓こちらが「本堂」。
本堂で挨拶を済ませると、いよいよ地獄へ。
「地獄堂」へ向かいます。
下の画像が「地獄堂」です。
「地獄堂」へ入る前に、極楽行きか?地獄行きか?をチェック出来ます。
私は幸いにも極楽行きでした。
ちなみにこのチェックにはお金はかかりません。
無料でチェック出来ます。
ただし、ウソをつくと舌をぬかれるかもしれませんのでご注意を。
地獄度・極楽度のチェック済ませたら、いよいよ「地獄堂」へ。
先程入手した「地獄通行手形」がここで必要となります。
「地獄通行手形」のQRコードを赤い台の上にあるリーダーにかざします。
QRコードをかざした後「地獄堂」へ入るとすぐに自動扉があり、扉が開きます。
扉の向こうには…。
子供だと泣くかもしれません。
左側に9人の王(地獄の裁判官)。
右側には鬼と奪衣婆(だつえば)。
鬼よりも奪衣婆が怖い…。
下の奪衣婆は、三途の川で亡者を待ち受け、衣を剥ぎ取るのが役目だそうです。
そして中央にいるのが閻魔様です。
さすがに迫力があります。
閻魔様のお膝元にドラがあり、それを叩くと鬼の横にあるスクリーンから、地獄の恐ろしい世界が6分間映し出されます。
映像を見終わったら、次に地獄の釜の音を聴きに行きます。
お寺の境内に、地獄の釜の音が聴こえる石があります。
石には穴が空いており、そこへ頭を入れると地獄の釜の音が聴こえるらしい。
早速頭を突っ込んでみました。
確かに音は聴こえました。
どんな音なのかは、皆様も現地で体験して下さい。
次に向かうのは賽の河原。
賽の河原では石積み体験が出来ます。
「地獄堂」のスクリーンで賽の河原も映し出されていましたが、石を積むのは親より先に亡くなった子供達という事を知り、子供達を弔う気持ちで石を積んでみました。
石を積み終えたら、次は「赤い糸の縁結び」へ。
こちらでは仏様と赤い糸で結ばれる事が出来ます。
仏様の前に彼氏彼女を座らせて、恋人同士で赤い糸というのもアリだそうです。
次は「ほとけのくに」へ。
「ほとけのくに」は地下にあります。
地下へ通じる階段の手すりには、四国八十八カ所の砂が入っています。
この手すりを掴みながら階段を下ると、ご利益があるかも知れませんね。
地下へ下ると、目の前には美しいステンドグラスのマンダラがある空間。
マンダラの中央で座禅が出来るそうなので早速やってみました。
ここはもうパワースポットですね。
すごく良い気を授かったような感じです。
最後は「一願不動尊(不動雲海)」でお願い事をします。
水をかけて拝むと、ひとつの願いが叶うそうです。
三体の像に水をかけて拝ませて頂きました。
この後、時間に余裕があれば、300円を支払って写経や写仏を体験する事が出来ます。
地獄から極楽への体験コース、やってみると結構楽しめました。
皆様にも自信を持っておすすめ出来ます。
体験コース以外にも、境内では色々と心躍るスポットがあります。
また、毎週日曜日(第5日曜日は除く)に、駄菓子屋さんなどで賑わう「あそび縁日」が開かれていますので、ご家族で楽しむ事が出来ますよ。
『蔵十』から『全興寺』までは車で40分ほど。
電車利用では大阪メトロ千林大宮駅から平野駅へ。
またはJRおおさか東線城北公園通駅から新加美駅へ。
いずれも乗換なしで、『全興寺』へは1時間ほどで到着出来ます。
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
ブログ:https://blog.goo.ne.jp/sasuraieigabito
*この記事は2022年12月時点の情報を基に作成しています。
全興寺
〒547-0044 大阪府大阪市平野区平野本町4丁目12−21
*この記事は2022年12月時点の情報を基に作成しています。
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ライター:放浪うどん人