
岸田文雄首相は1日の衆院予算委員会で、自民党地方議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が取り沙汰される実情を受け、対応を検討していると明らかにした。「統一地方選挙前に具体化すべく努力している」と述べた。
当面の取り組みについて「全国の自民党都道府県連としっかり意思疎通を図りながら、具体的にどう徹底するのか検討を続けたい」と強調した。
旧統一教会との接点について非公開の場での説明にとどめている細田博之衆院議長を巡り「立法府のトップに対し、今後ともご自身の判断で対応されるべきであると申し上げざるを得ない」と述べた。