いよいよ今週に迫っている、第65回グラミー賞。「最優秀新人賞」と「最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム」の2部門にノミネートされた、サマラ・ジョイ。
名門ヴァーヴ・レーベルからのジャズのメジャー・デビュー・アルバム『リンガー・アワイル（Linger Awhile）』の日本盤が本日2月1日リリース。
『リンガー・アワイル』は、サマラがお気に入りのスタンダード・ナンバーを彼女流にアレンジし、一部では有名な楽器のソロのメロディを使ってオリジナルの歌詞を歌う“ヴォーカリーズ”と呼ばれるスタイルで制作。アルバムでは、パスカーレ・グラッソ(g)、ベン・パターソン(p)、デイヴィッド・ウォン(b)、ケニー・ワシントン(ds)という名手たちがバックを務めている。
トラックリストは、ガーシュウィンの「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」やセロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」といった有名なスタンダード曲から、伝説のトランペット奏者ファッツ・ナヴァロの「ノスタルジア」など幅広い選曲で、サマラの時代を超えた歌唱力と年齢を超えた音楽の知識を存分に伝えるものとなっている。
なお、日本盤CDにはボーナス・トラックとして「アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー」が追加収録されている。
グラミー賞に2部門ノミネートされたことについては、「とても光栄です。今でも信じられません。ジャズは今の音楽界では主流ではなく、お金持ちの音楽とか、古いなどと言う人もいると思いますが、ジャズは身近なもので誰もが楽しめる音楽だということを伝えていきたいです。結果がどうであれ、いい音楽を世に送り出して、夢を叶えたいというかねてからの願いに変わりはないです。」と語っている。
■リリース情報
サマラ・ジョイ
『リンガー・アワイル』
2023年2月1日(水)発売
SHM-CD：UCCV-1194 ￥2,860(税込)
Verve/Universal Music
試聴・予約はこちら→https://Samara-Joy.lnk.to/LingerAwhilePR
