現代ジャズ・ギターの最高峰ジュリアン・ラージ、ブルーノートから最新EP決定&第1弾先行SGが配信

現代ジャズを代表するギタリストの1人、ジュリアン・ラージが、ブルーノートから2枚目となった前作『View With A Room』(2022) に続き、新作EP『ザ・レイヤーズ』を3月17日にリリースすることが決定。あわせて、第1弾先行シングルとしてタイトル曲「ザ・レイヤーズ」の配信がスタートしている。

<YouTube:The Layers

本作は、前作『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』と同じセッションでレコーディングされた。いわばアルバムの続編とも言うべき作品で、6曲のオリジナル曲を収録。前作に続きベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングのトリオで、今回もビル・フリゼールが5曲でゲスト参加。これまでもデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案したプロジェクトなど、さまざまな文脈で共演してきた2人だが、今回の作品では新たなオーケストレーションの可能性を探っているような必聴のコンビネーションを披露している。また、本作ではアコースティック・ギターが多用されている点にも注目だ。

本作について、ジュリアンは「この作品は、アルバム『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』の前日譚のようなものだね。ビルとのデュオ、ホルヘとのデュオ、より広がりのある楽曲、デイヴとホルヘの素晴らしいリズムとオーケストレーションのセンスなど、前作の試金石となる音楽の種をすべて含んでいるんだ。『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』は、僕たちがスタジオで探求することに興奮したこれらの音楽的な特質が包括的に表現されているし、『ザ・レイヤーズ』はアンサンブルと制作チームのさまざまな関係性が表れていると思う」とコメントしている。

■リリース情報

ジュリアン・ラージ EP『ザ・レイヤーズ』
2023年3月17日発売
デジタル配信はこちら→https://julian-lage.lnk.to/The_LayersPR

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