スカパラ、新たなゲストボーカルは長屋晴子(緑黄色社会)!

東京スカパラダイスオーケストラが新たなゲストボーカルとして長屋晴子(緑黄色社会)を迎えることを発表した。楽曲タイトルは「青い春のエチュード feat.長屋晴子(緑黄色社会)」。3月15日(水)にリリースされるミニアルバムのリードトラックとして、3月6日(月)から先行配信される。 作曲は川上つよし(Bass)、作詞は谷中敦(Baritone sax)が担当。ゲストボーカルの長屋晴子へのあてがきとして谷中がどのような歌詞を綴り、長屋晴子がスカパラサウンドに乗せてどのような歌声を響かせるのか、期待が高まる。 そして、今作で掲げられた裏テーマは“管楽器3部作”の完結。「Free Free Free」でゲストボーカルに迎えた幾田りらはトランペットを、「紋白蝶」でゲストボーカルに迎えた石原慎也(Saucy Dog)はチューバを演奏したが、3部作のラストを飾る長屋晴子が手にした管楽器は、小学4年生から中学3年の6年間、吹奏楽部で担当していたというトロンボーン。スカパラのトロンボーン奏者である北原雅彦と長屋晴子がどのような音色を奏でるのかも楽しみだ。 スカパラと長屋晴子による最新ビジュアルも公開された。少し早い春の訪れを感じる揃いのピンクのスーツに身を包んだ10人。紅一点の中、センターに陣取った長屋晴子が華やかな存在感を放つビジュアルとなっている。 また、ミニアルバムの詳細も発表された。 ミニアルバムは【CD ONLY盤】、【CD+Blu-ray盤】、【ファンクラブ限定盤】の計3形態でリリースされる。 CDには、“管楽器3部作”の「Free Free Free feat.幾田りら」、「紋白蝶 feat.石原慎也(Saucy Dog)」「青い春のエチュード feat.長屋晴子(緑黄色社会)」の他、TBSラジオ「JUNK」20周年を機にスカパラが新たに制作したサウンドステッカー「JUNK or GEM」のフルバージョン、「J SPORTS STADIUM2023 野球中継テーマソング」の「カルペ・ディエム〜今日がその日さ」、V1プロバレーボールチーム・東京グレートベアーズのテーマソング「北斗七星」、日本テレビ系「スッキリ」テーマソング「紋白蝶 -8 a.m. SKA-」の全7曲が収録され、ミニアルバムのタイトルも収録曲と同じ「JUNK or GEM」に決定。 Blu-rayに収録される内容も決定した。 まずは、2022年4月から7月にかけて開催した全国ツアー「BEST OF LUCK」の東京・中野サンプラザでのファイナル公演の模様を収録。この公演のゲスト・ALIを迎えての「サボタージュ(VS. ALI)」と「めくれたオレンジ」も収録されることが決定した。 さらに、ファイナル公演を迎えたばかりの全国ツアー「Traveling Ska JAMboree 2022-2023」コラボレーション編からは、すでに収録することが発表されている、Saucy Dogとの対バン時に石原慎也と披露した「紋白蝶」「Paradise Has No Border」「いつか」、SUPER BEAVERとの対バン時に渋谷龍太と披露した「めくれたオレンジ」、ORANGE RANGEとの対バン時にYAMATO, RYO, HIROKIと披露した「美しく燃える森」に加え、Mr.Childrenとの対バン時に桜井和寿と披露した「リボン」「innocent world」、The Birthdayとの対バン時にチバユウスケと披露した「カナリヤ鳴く空」「Rosie」、BiSHとの対バン時に披露した「カナリヤ鳴く空」「BiSH-星が瞬く夜に-」「Paradise Has No Border」といった、スカパラでしかあり得ないような超貴重なコラボ映像が満載となっている。 ライブ映像以外では、“管楽器3部作”の「Free Free Free feat.幾田りら」、「紋白蝶 feat.石原慎也(Saucy Dog)」、「青い春のエチュード feat.長屋晴子(緑黄色社会)」のミュージックビデオが収録される。 【ファンクラブ限定盤】は、【CD+Blu-ray盤】に全国ツアー「Traveling Ska JAMboree 2022-2023」ワンマン編のライブCDが付くなど、フルボリュームの内容になっている。

谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)コメント

管楽器奏者3部作という形になった今回のスカパラのコラボレーション。

トランペット奏者・幾田りら、チューバ奏者・石原慎也(Saucy Dog)に続く三人目のゲストはトロンボーン奏者の長屋晴子(緑黄色社会)。

自分的にも何年か越しで、いつかお願いしたいと思っていたので今回はとてもとても感激でした。

そして想像を遥かに超えていく才能を発揮して頂きました。長屋さんの人としてのポテンシャルエネルギーは半端ないです。

天は二物も三物も与えるんですね。当初、大人の歌を歌いたい、という彼女のオーダーがあったんですが、自分が書かせて頂いた歌詞は青春の告白未遂の恋の歌になりました。

何故かそうなっていました。大人になっても絶対に忘れない、空気にさえ触れさせない恋の真空パック。

愛が強すぎて結局人前で演奏しなかったような大切な練習曲(エチュード)の話です。

長屋さんは、純度の高すぎる恋のエゴを鮮やかに歌ってくれました。

長屋さん、本当にありがとう。僕らスカパラは最高に幸せです。

長屋晴子(緑黄色社会)コメント

東京スカパラダイスオーケストラ、管楽器3部作の完結作として「青い春のエチュード」に参加させて頂きました。今回、この曲が出来上がっていく過程まで間近で見させて頂いておりました。楽曲制作の段階から、歌のレコーディングはもちろん、なんとトロンボーンのレコーディングまで。トロンボーンは学生の頃に6年間部活動で担当していたのですが、およそ12年のブランクがあり正直不安な気持ちがありました。

それでもひとたび音を鳴らせば、学生時代の何ものにも代え難いあの青い気持ちが蘇ってきました。到底及ばぬ実力にさえも、温かく和気あいあいと迎えてくださるスカパラのメンバーの皆さんがいて、だからこそ心に届く楽曲が生まれるのだと身に染みて感じました。淡い恋心はもちろんのこと、学生時代ひたむきに向き合ったトロンボーンへの青い気持ちも歌詞やメロディと重なって、私にとっても大切な曲になりました。素敵な機会、温かく幸せな時間をありがとうございます。

© 有限会社ルーフトップ