気象庁は1日(水)、1月の天候のまとめを発表した。全国的に中旬は暖かい空気に覆われやすかった一方、下旬は強い寒気の影響を受けやすかったため、気温の変動が大きくなった。また。下旬は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の影響を受けた時期があったため、下旬の降雪量は西日本の日本海側と西日本の太平洋側でかなり多くなった。
1月上旬は北・東日本を中心に冬型の気圧配置となった時期があった一方、西日本と沖縄・奄美を中心に高気圧に覆われやすい時期があった。中旬は冬型の気圧配置となった日が少なく、北・東日本日本海側で高気圧に覆われた日もあった。
下旬は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の影響を受けた時期があったため、日本海側を中心に太平洋側の一部でも大雪となり、下旬の降雪量は西日本の日本海側と西日本の太平洋側でかなり多かった。津山(岡山県)の月最深積雪は46センチと、1943 年の統計開始以降、通年で最も大きくなった。
<月降水量 少ない方から1位を更新した地点>
室蘭(北海道) 12.0ミリ(平年比22%)
<月間日照時間 多い方から1位を更新した地点>
雄武(北海道) 126.1時間(平年比134%)
紋別(北海道) 138.3時間(平年比140%)
網走(北海道) 157.5時間(平年比141%)
釧路(北海道) 221.9時間(平年比119%)
<月最深積雪 大きい方から1位を更新した地点>
津山(岡山) 46センチ(25日)
津 11センチ(25日)