城の節目を約1年かけて祝う「福山城400年博」盛大に閉幕

広島県福山市で去年1月から開催していた「福山城400年博」が、1月31日に閉幕しました。

閉会式では、福山城東側の石垣が初めてライトアップされ、2020年から始まった城一帯の点灯が完成しました。

城の節目を祝うイベントの「福山城400年博」は、去年1月から1年あまりかけて開かれ、広島県福山市内で実施された75の事業には、のべ数十万人が来場しました。

1月31日は、地元の日本酒や限定の「御城印」が配られたほか、演奏が披露されるなどして、築城400年を盛大に締めくくりました。

福山市 枝広直幹 市長
「やり遂げることができました。すばらしい福山城を持つわたしたちの誇りを市民みんなで共有できた1年だった」

今後、福山城では、夜間も楽しめる「ナイトキャッスル事業」として、天守内部の博物館で閉館した後に演劇鑑賞の場を設けるほか、月見櫓を活用した「城泊」などが計画されています。

◆ 福山城一帯のライトアップ:毎日 日没~午前0時

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