3種目に7321人エントリー 吉備路マラソン実行委発表

エントリー数の発表などがあったそうじゃ吉備路マラソンの実行委員会

 総社市内を中心に26日に開かれる「2023そうじゃ吉備路マラソン」の実行委員会(岡山陸上競技協会、岡山県、総社市、同市教委、山陽新聞社で構成)は1日、フル、ハーフ、10キロの3種目に計7321人のエントリーがあったと発表した。

 定員(計1万2千人)の約6割で、種目別ではハーフ3190人、10キロ2460人、フル1671人。42都道府県から参加があり、県外は1173人、県内6148人となる。

 ゲストランナーとして、北京五輪日本代表で元天満屋女子陸上部の中村友梨香さん、青山学院大4年岸本大紀選手のほか、昨年12月の全国高校駅伝男子で優勝した倉敷高、女子駅伝の強豪・興譲館高の選手を招待する。大会前日の25日には前夜祭を開く予定。

 1日に総社市内で開かれた委員会で、大会長の片岡聡一市長は「1万人を目指していたが真摯(しんし)に受け止め、来年につながる大会にしたい」と述べた。全国的に知名度の高い下関海響マラソン(山口県下関市)からノウハウを学ぶため、25日に連携協定を結ぶ方針を示した。

 大会は新型コロナウイルス禍で中止が続き、4年ぶりの開催。感染予防のため従来の7種目から規模を縮小した。委員会では、手指消毒や検温など対策を徹底する一方、陰性証明の提出は求めないなどの運営マニュアルも決めた。

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