G7サミットまでおよそ100日。一日約3万人が利用する広島バスセンターでテロ対処訓練が行われました。
「運転手開けろ!乗させーや!おい!」訓練には県警のほか県内のバス事業者など12団体約30人が参加しました。
想定したのはバスを乗っ取ろうと不審者が刃物で威嚇してきたケースです。バスセンターの職員やバスの乗務員らが対応し、かけつけた警察官が取り押さえていました。
県警がサミットに向けバス事業者などと合同で訓練を行ったのは今回が初めてです。
警備部危機管理課 中迫幸夫課長「双方に解決策を共有して本番に備える。迅速に皆さまの安全を確保していきたい」
テロへの対処について県警は他の公共交通機関とも連携を深めたいとしています。