隠れ名作も!三笘所属ブライトン、「歴代最高のユニフォーム」9選

三笘薫の活躍で注目度が高まるブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン。

ここでは、そのブライトンがこれまでに使用してきた「最高にかっこいいユニフォーム」をご紹介したい。

圧倒的に下部リーグ時代が長いブライトンはユニフォームもあまり注目されてこなかったが、実は好デザインなものも多く、ユニ好きには以前から比較的評価の高いチームである。

1983-85

ブライトン 1983-85 adidas ホーム

基本的には83-84、84-85の2シーズンで使用したキットだが、1983年5月のFAカップ決勝戦でも着用している。その決勝ではマンチェスター・ユナイテッドに90分間で引き分けるも、当時のルールで5日後に行われた再試合では敗戦。惜しくも準優勝となった。

1994-95

ブライトン 1994-95 Admiral サード

赤いエンブレムが珍しいサードユニフォーム。このチームは不思議とアウェイやサードに良いデザインが少ないが、そんななかで数少ない好デザインの一つだ。シャツ全体にAdmiralのロゴを透かしで落とし込むスタイルがいかにも90年代らしい。

2000-02

ブライトン 2000-02 Errea ホーム

ブライトンは99年からErreaと契約し、2014年にNikeに変わるまでの15年間を共に歩んだ。ブライトンといえばErreaというイメージも持つユニフォームマニアも多いことだろう。このキットはクラブ創設100周年記念モデルで、1948年に初めてユニに付けたエンブレム(2つに見えるがこれで一つのデザイン)を胸の中央に配する。

2004-06

ブライトン 2004-06 Errea ホーム

近年のブライトンでは珍しい水色ストライプ。この色は1900年代前半までよく使われていた。当時の胸スポンサー「SKINT」はホームタウンのブライトン・アンド・ホヴを拠点とする音楽レーベルで、所属ミュージシャンではFatboy Slim(ファットボーイ・スリム)が有名だ。

2006-08

ブライトン 2006-08 Errea ホーム

3部相当のフットボールリーグ1を戦ったシーズンのユニフォーム。ブライトンでは珍しいラップオーバータイプのVネックを採用している。ファンのみならずユニマニアにも人気を博した胸スポンサー「SKINT」は、この06-08モデルを最後に契約終了となった。

2011-13

ブライトン 2011-13 Errea ホーム

チャンピオンシップ(2部相当)時代の隠れ名作と言えるユニフォームで、11-12シーズンから2年間使用した。色・デザインの組み合わせが絶妙でブライトン屈指の一着だ。サプライヤーErreaのセンスが冴え渡る、無駄のないシンプルな美しさである。

2011-13

ブライトン 2011-13 Errea アウェイ

この11-13モデルはアウェイキットも好評だった。ブライトンで恐らく歴代唯一であろう緑と黒の異色でモダンなストライプ・デザイン。通常は青のエンブレムもこの2色で鮮やかに彩り、ホームキット同様にErreaのセンスが光る。

2020-21

ブライトン 2020-21 Nike ホーム

2014年のNike契約以降は凡庸なデザインが多く期待を裏切り続けてきたが、この20-21モデルは青を基調にピンストライプがスタイリッシュで久しぶりに高評価を得た。ブライトンは青白ストライプのイメージが強いが、歴史を振り返ればボディは青一色という時代もある。

2022-23

ブライトン 2022-23 Nike ホーム

22-23シーズンの新ユニ発表段階では、街のレジェンドでDJ/ミュージシャンのFatboy Slim(下段右から2人目)が着ていても最高にかっこいいとは言い切れなかった。だが、最近の三笘の活躍に“見え方”が変わってきたユニフォームである。

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見るたびに三笘のゴールやドリブル姿がよみがえり、日本人にとってはある意味でブライトンを象徴するユニとなるだろう。

Errea時代のブライトンなど今では貴重なレアユニもある「Qoly × LFB Vintage」。マニアックなユニ好きなら見るだけでも楽しいはず!

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