「楽しく花見していただければ」ひと足早い春の訪れ「河津桜まつり」開幕 川沿いに850本…見ごろは2月21日頃の予想=静岡・河津町

伊豆半島にひと足早い春の訪れを告げる静岡県河津町の「河津桜まつり」が2月1日、開幕しました。感染対策は少し緩和し、コロナ禍前のまつりに近づきつつあります。

<河津桜まつり実行委員会 山田和子委員長>

「いよいよ33回目の河津桜まつり、きょう、開催いたします」

河津桜まつりは、河津川沿いに咲く約850本の桜を楽しむ伊豆の一大イベントです。祭り初日となる2月1日は、関係者らがテープカットを行い、祭りの成功を願いました。

2023年も会場内では、アルコール消毒液を置くなど感染対策はとっていますが…。

<天野貴弘カメラマン>

「祭り会場のこちらでは、去年サーモカメラを置いて観光客の体温チェックをしていましたが、今年はそれがなく、ゴミ捨て場、エコステーションになっています」

2023年は「検温ブース」を設置せず、マスク着用の呼びかけも会場が密になったときだけにします。

<河津桜まつり実行委員会 山田和子委員長>

「去年は30万人でしたので、今年は50万人くらいのお客様がお越しいただけるのかと思います。コロナ前の皆さん明るい顔で、楽しくお花見していただければいいかなと思っています」

見ごろは2月21日に迎えるとみられています。「河津桜まつり」は2月28日までの予定です。

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