どっちがいいの?「現金払い」と「キャッシュレス」の選び方

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

一日に一回も現金を使わずに過ごす日が、多くなっていませんか?

コロナ前までは数百円の買い物の時にクレジットカードを出すとけげんな顔をされたものですが、今では逆に現金払いができないお店も出てきているほど、キャッシュレス化がすすんでいますね。

今回は、迷いがちな現金払いとキャッシュレス、選び方のポイントをお伝えします。

いちいち迷ってない?現金払いとキャッシュレス

現金払いとキャッシュレス、果たして今はどちらを選ぶのがよいのでしょうか?

キャッシュレスのメリット

クレジットカード払いや「〇〇pay」などのキャッシュレス決済を利用すれば、「ポイント」が貯まりお得です。

決済金額の1%ポイントが貯まるクレジットカードもあるので、月5万円カード払いにするだけで5万円×1%×12か月=6000円で、なんと年間6,000円お得となります。

支出の管理をきっちりできるのであれば、キャッシュレスのほうが当然お得です。

キャッシュレスのデメリット

しかし、キャッシュレス決済の場合、自分がトータルいくら使ったのか管理しにくく、「お金を使っている」という感覚が薄れて、使いすぎてしまうデメリットもあります。

キャッシュレス払いをせず、現金払いで支出をしっかり管理して、月500円の支出を減らすことができれば、500円×12ヶ月=6,000円。つまり、前述のキャッシュレスのポイントと同じ金額になります。

どっちがいいの?

つまり、キャッシュレスがよいか、それとも現金払いがよいか、その答えは、その人のタイプや目的によります。

節約よりもポイントを貯めてお得感を味わいたい人や、無駄遣いをあまりせず支出管理が得意な人はキャッシュレスがベター。

支出管理が苦手で、クレジットカードの引き落とし明細をみて毎月慌ててしまう…というタイプの人は、現金払いのほうが使いすぎを防げてやりくりしやすいかもしれません。

ご自身のタイプ(お金の使い方)、目的に合わせて選びながら、現金払いとキャッシュレスを上手に活用していきましょう。

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