冬型気圧配置 宮城県で強風 JR在来線はおおむね通常ダイヤに戻る

冬型の気圧配置の影響で、宮城県は1日夜から2日の日中にかけて風が強くなりました。JRは2日朝から在来線の一部で列車の本数を減らして運行していましたが、おおむね、通常ダイヤに戻っています。

午後3時までに観測された最大瞬間風速は、石巻で18.5メートル、古川で17.6メートル、仙台で15.9メートルなどとなっています。

気温も上がらず古川で0.9℃、仙台で4℃など平年より2度前後低くなりました。

「朝すごい寒くて、布団から出られないくらいすごく寒かったです」「1日はちょっと暖かかったんで、寒暖差が結構ありますね」

気仙沼市ではワカメの収穫が最盛期を迎えていますが、2日朝は風が強く船が出せなかったため、漁港で行うボイル作業が中止となりました。

JR東日本は2日朝から東北線、仙石東北ライン、常磐線で列車の本数を減らして運行していましたが、午後4時時点でおおむね通常ダイヤに戻っているということです。

強風のピークは越えましたが、上空に寒気が残るため3日も気温は上がらず、予想最高気温は気仙沼と古川で1℃、仙台で3℃、白石で4℃と厳しい寒さが続きそうです。

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