露紙「極東地域で軍事ドローンを大量生産」「宇にいる露軍に渡す」

ロシア極東沿海地方にある軍需企業がウクライナ特別軍事作戦に投入する無人航空機(ドローン)の大量生産に乗り出すと31日(現地時間)スプートニク通信が報道した。

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報道によると、沿海地方のある軍需業者はウクライナ軍が配置された作戦地域に搭載した武器などを投下できる重量1.5㎏のドローンを大量生産する予定だ。

(スプートニクの当該報道:https://sputniknewsbrasil.com.br/20230131/russia-lanca-producao-em-massa-de-drones-para-uso-na-ucrania-27312126.html#)

現在、該当ドローン45機を生産しており、60~100機ほどを追加する計画だ。

ウクライナで回収されたイラン製シャヘド-136とみられるドローン/Mil.gov.ua

同社はまた沿海州で開発されたソフトウェアを搭載した最新機種ドローンも毎月最大30機ずつ生産する準備をしている。

この日、ユーリ・トゥルトネフ(Yury Trutnev)ロシア副首相兼極東全権代表とアレクセイ・チェクンコフ(Aleksey Chekunkov)ロシア極東・北極開発部長官、オレク・コジェマコ(Oleg Kozhemyako)ロシア沿海州知事は該当軍需企業を訪問して生産施設などを点検した。

コジェマコ沿海州知事は「ウクライナ特別軍事作戦地域を訪ね、ここで生産したドローンをロシア軍に伝えるだろう」と明らかにした。

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