フィンエアー、エアバスA350-900型機10機を改造 最大離陸重量を増加、東京・ソウル路線に投入

フィンエアーは、エアバスA350-900型機10機を改造し、アジア路線に投入した。

エアバスと協力し、航空機のソフトウェアやマニュアルのマイナーチェンジ、更新によって最大離陸重量を最大8トン増加させた。重量とバランスのデータを更新したほか、航空機のメンテナンスプログラムや主脚部品の寿命も更新している。重心位置はソフトウェアによって補正され、操縦性に変わりはないという。

これらの機体は、ロシア領空の閉鎖によって飛行時間が長時間に及ぶことに伴い、乗客や貨物の積載容量が制限されている東京とソウル路線に投入することで、収益性を高めることに成功した。2週間で改造を完了し、1月18日から運航を開始している。

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