シーズンインに向け体の“カチコチ”をほぐそう

久々のゴルフに向けて、スイングに必要な体の柔軟性をキープしておきましょう

寒い冬はゴルフを控えるという方も多いでしょう。ただし、いつでも再開できるように最低限の体の柔軟性は保っておきたいところ。そこで今回は、久々のゴルフでもしっかりと体を回すことができる、オフの間に続けたいストレッチをご紹介します。

ひざ立ちから片足を横へ伸ばして側屈運動

片足をひざ立ちし、もう片方の足を横へ伸ばして側屈します

(1)ひざ立ちの状態から片足を横へ伸ばします
(2)ひざ立ち側の手を上げ、伸ばした足の方へ上体を倒して側屈していきます
(3)(1)と(2)を10回繰り返したら、逆サイドも同様に行います

肩関節まわりからわき腹(広背筋)、内もも(内転筋)まで、スイングで使う部位を広範囲に渡ってストレッチできる運動です。短時間でできるので、忙しい日常の中でも習慣化してほしいものです。

前方に手をついてお尻を後方へスライド

最初にご紹介した運動の姿勢から、前方に手をついてお尻を後方にスライドします

(1)ひざ立ちの状態から片足を横へ伸ばし、前方の床に両手をつきます
(2)手と足の位置は変えずにお尻をゆっくり後ろにスライドします
(3)(1)と(2)を10回繰り返したら、逆サイドの足を伸ばして同様に行います

こちらは股関節周辺のお尻(大殿筋)、内もも、もも裏(ハムストリング)などを重点的に伸ばすことができます。腰痛予防や姿勢を良くする効果もあるので、最初に紹介した運動で少しもの足りないときや、時間に余裕があるときは試してみてください。ストレッチは継続することが何よりも大切。シーズンインに向けて毎日実践しましょう。

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