リアルすぎる描写で〝超絶飯テロアニメ〟と話題 「とんでもスキルで異世界放浪メシ」コラボレストラン開幕 

1月からテレビ東京系で放送中のアニメ「とんでもスキルで異世界放浪メシ」とサンシャインシティプリンスホテルの「カフェ&ダイニング Chef‘s Palette」とのコラボレストランのメディア向け試食会が1月31日、翌日の開幕に先駆けて行われた。

江口連によるライトノベルが原作。ある日、異世界に召喚された平凡な社会人・ムコーダと、地球の料理にひかれてやってきた伝説の魔獣・フェンリルたちとともに、異世界を気ままに旅していくストーリー。アニメ放送後、ネット上では料理のリアル過ぎる描写が「超絶飯テロアニメ」などと話題を呼んでいる。

コラボレストランでは、作中でムコーダが作った料理の定番メニューやキャラクターをモチーフとしたスイーツやオリジナルドリンク、キャラメルラテアートが提供される。

ホテルシェフたちは原作を忠実に再現するだけでなく、よりおいしく食べられるように付け合わせや味付けなどにこだわったという。「レッドボアのステーキ丼(選べる4種のタレ)」(3500円)を担当した佐々木シェフは「原作ではソースは1種類だったんですけど、自分なりに合うものを4種類提案させていただきました」と説明。原作の味に近い、しょうゆとニンニクベースの「ポリネシアンソース」に加え、「ポン酢(大根おろし入り)」「こがしバターレモンソース」「ラビゴットソース(野菜+お酢)」が用意された。

和食を担当した斉木シェフは、アニメ第1話で登場した「レッドボアの生姜焼き」を再現。「一般的にはばら肉とかロース肉でやるところを今回肩ロースにして、獣に近いイメージにしました」と話した。

コラボレストランは2月28日まで開催される。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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