話の聞き方、伝え方 若手行員学ぶ 中国銀行、新聞活用研修最終回

ペアでインタビューに取り組む若手行員

 中国銀行(岡山市北区丸の内)は2日、新聞を活用したスキルアップ研修(全3回)の最終回をちゅうぎん駅前ビル(同本町)で開いた。入行1、2年目の若手12人が話の聞き方や分かりやすい伝え方のこつを学んだ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子部長が講師を務めた。参加者はペアでインタビューに挑戦。仕事のやりがいや将来の目標を聞き取り、構成を考え、相手のことを全員の前で紹介した。

 瀬尾部長は「真摯(しんし)に耳を傾ける姿勢を大切にし、メモを取ることが優先にならないよう気を付けて」と助言。伝え方では「相手の言葉なのか自分が感じたことなのか、きちんと分けて構成を考えよう」と呼びかけた。

 院庄支店(津山市院庄)の行員(20)は「学んだことを生かして聞く力、伝える力を磨き、仕事に役立てたい」と話していた。

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