転んでもぬれないスケート体験を MOP倉敷に樹脂製リンク登場

三井アウトレットパーク倉敷に登場した「サステナブルスケートパーク」

 手軽にスケートを楽しんでもらおうと、倉敷市寿町の三井アウトレットパーク(MOP)倉敷に、樹脂製の屋外スケートパークが登場した。フィギュアスケート・アイスホッケー用のシューズで滑るが、氷のリンクとは違い、転んでもぬれる心配がない。4月2日までの期間限定。

 「サステナブルスケートパーク」(縦12メートル、横8メートル)。イベント企画やスケート事業を手がけるジェイプランニングインターナショナル(東京)が、1階イベントスペースに設けた。特殊なプラスチックを用い、滑走性を実現したという。

 アイスダンスで全日本ジュニア選手権3連覇の経験を誇り、現在は市内で指導に当たる立野在さん(25)らが手ほどきする。立野さんは「氷よりも安全に滑ることができる。初心者の人もぜひ体験してもらえれば」と呼びかける。

 午後1時~6時(土日曜と祝日は午前11時から)。一般1500円、中高大学生1200円、小学生以下千円。料金はシューズのレンタル代込み。ヘルメット、プロテクターは無料で貸し出す。荒天時は中止。

 体験教室も開催中で、今後、フィギュアスケート女子で世界選手権を2度制した安藤美姫さんも特別講師として登場予定という。

 問い合わせはスケートパーク(080―1756―4719)。

 同社は昨年9月以降、倉敷を含む全国5カ所のMOPで樹脂製パーク事業を展開している。

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