「基本的な感染症対策してお参りを」静岡県内各地で節分祭の準備に追われる 豆まきの人数制限して開催も

2月3日は節分です。静岡森町の小國神社では、準備がほぼ整いました。新型コロナウィルスの感染者数は減少傾向にありますが、これまで通り、対策を徹底して節分祭が実施されます。

森町にある小國神社では、2月3日の節分祭に備え、巫女などが準備に追われていました。小國神社では、コロナ禍においても豆まきは感染対策を徹底して、毎年開催してきました。豆をまく人たちの人数を制限し、2022年はマスクを二重にするように呼びかけました。2023年は、ほぼ通常開催ですが、飲食が伴う直会の神事だけは、再開が見送られました。

<小國神社 打田雅臣さん>

「100%とはなかなか言い難いのかなっていう所が現状でございます。90%、あともう少しといったところではないでしょうか」

小國神社では、規模を縮小したり、感染対策を徹底したりして、節分祭に限らず、年間400ほどある神事をコロナ禍でも、すべて執り行ってきました。例年、節分祭の参拝者の数は1000人ほど。コロナ禍の3年間はやや減ったものの、2023年は例年どおりに戻るのではと神社の関係者は期待を寄せています。

<小國神社 打田雅臣さん>

「基本的な感染症への対策は大事だと思います。その辺りをお心の中に入れていただきながら参拝していただければと思います」

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