自転車施錠 中高22校を知事表彰 岡山県警コンテスト 188校参加

小川部長(左)からトロフィーを受け取る受賞校の代表者

 岡山県内の中学、高校を対象に学校対抗で自転車の施錠率を競う県警の「鍵かけコンテスト」の表彰式が2日、県警本部であり、上位22校に知事表彰が贈られた。自転車の盗難被害が増加傾向にある中、防犯意識を高めてもらうのが狙い。

 参加は188校(中学131校、高校57校)で過去最多。2022年9~11月、警察官らが校内の駐輪場で月に1回抜き打ち調査し、台数別の3部門で施錠率を算出した。式では県警の小川実生活安全部長が各校代表者に賞状とトロフィーを手渡した。

 県警少年課によると、県内の22年の自転車盗難認知件数は2007件で前年比21%増。74%の自転車が鍵をかけていなかった。参加校の平均施錠率は77.2%だった。

 表彰された学校は次の通り。

 【1部・300台以上】最優秀 桑田中(岡山市)▽優秀 長船中(瀬戸内市)中道中、津山西中(津山市)宇野中(玉野市)明誠学院高、上道中(岡山市)

 【2部・100~299台】最優秀 岡北中(岡山市)▽優秀 真備中、玉島東中、庄中、水島中(倉敷市)金光中(浅口市)備前中(備前市)

 【3部・99台以下】最優秀 伊里中、三石中(備前市)美星中(井原市)高梁東中、成羽中(高梁市)加茂中(津山市)勝田中、作東中(美作市)

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