箱根小涌園に新たなホテル 60億円かけ7月開業 ユネッサンも大改修 

箱根に今夏オープン予定の箱根ホテル小涌園=藤田観光提供

 藤田観光(東京都文京区)は7月12日、箱根小涌園に新しいホテル「箱根ホテル小涌園」(箱根町二ノ平)をオープンする。1959年から約60年親しまれ、惜しまれながらも閉業したホテルの名称をそのままに、日帰り入浴施設「ユネッサン」と一体的に楽しめるファミリー層やインバウンド客向けのホテルへと生まれ変わる。ユネッサンも2001年の開業以来となる大改修に着手しており、今年7月にグランドオープンを予定している。

 約60億円をかけて新規開業する箱根ホテル小涌園は敷地面積約4万平方メートルで6階建て。全150部屋で、カジュアルツインルーム(18平方メートル、定員2人)22室や、靴を脱いで客室に上がるスタンダードルームタイプA(30平方メートル、定員4人)52室などを用意。宿泊特典として、滞在期間中はユネッサンと、裸で入浴するエリア「元湯 森の湯」を何度でも利用できる。

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