疲労が溜まりやすい”肩甲骨周辺”を広範囲でほぐす!気持ちい~いストレッチ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

今回のテーマは、“肩甲骨”周辺を広範囲でほぐしていくストレッチ。

肩甲骨とこりや痛みの関係性

肩甲骨のまわりには、腕を動かしたり首を曲げたり、日常的によくおこなう動作で使われる筋肉がいくつもついています。また、首だけでなく、肩やこの肩甲骨周辺は常に頭を支えているため、知らず知らずのうちに酷使されて疲労が溜まりやすいパーツでもあるのです。

そのうえ、長時間、猫背の姿勢前傾姿勢で過ごしていたりすると、左右の肩甲骨がそれぞれ外側にスライドして広がった状態になり、筋肉・血管への圧迫が加わります。これが、こりや痛みの原因のひとつ。

そこで、おすすめしたいのが次のストレッチ!

肩甲骨周辺を広範囲でほぐすストレッチ

ストレッチのやり方

1)あぐらの姿勢で座る。左腕を右側に伸ばしたら、右腕で下から支える。

※ 左腕は肩からスッと横に伸ばしましょう。左ひじのあたりを、右腕でサポートします。

2)【息を吐きながら】上体を右側にねじり、同時に左腕を右後方に引っ張る。

※ 左腕は、ひじを伸ばしたまま。左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に、均等に体重を乗せた状態を保ちましょう。まずは、この姿勢で呼吸を5回繰り返します。

3)【息を吸いながら】左腕を高く持ち上げる。

※ 2の姿勢から、無理のない範囲で左腕を高く持ち上げましょう。首・肩は楽にしておきます。呼吸を5回繰り返しましょう。

4)【息を吐きながら】左腕を下げる。

※ 右腕で左ひじをホールドして、肩より下のラインまで引き下げます。呼吸を5回繰り返したら、反対側も同様におこないましょう。

***

以上、肩甲骨の上・中・下を広範囲でほぐすストレッチを紹介しました。

肩甲骨周辺のダル重さや痛み、慢性的な肩こりを感じている方は、ぜひ試してみてください。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

© アイランド株式会社