きょう3日(金)は冬型の気圧配置が緩むため、日本海側の雪はおさまる所が多くなりそうだ。
ただ、気温は東日本や北日本を中心に平年を下回り、寒さが厳しい節分となる見込み。
また、関東では夜に雨や雪の降る所がありそうだ。
冬型緩む
午前5時現在、新潟県や北日本の日本海側で雪の降っている所がある。
ただ、きょうは冬型の気圧配置が緩んでくるため、日中は止む所が多く、晴れ間の覗く地域もありそうだ。
北日本の強い風も次第におさまる見通し。
一方、太平洋側は晴れる所が多いが、東日本は雲が広がりやすい見込み。
夜には東海沖の前線に低気圧が発生し、伊豆諸島付近を東進するため、関東は沿岸部を中心に天気が崩れる所がありそうだ。
今の所、雨雲は海上を中心に予想されているが、千葉県では雨や雪が降りやすい見込み。
また、雨雲の広がり次第では、東京もにわか雨やにわか雪があるかもしれない。
厳しい寒さ続く
日中の最高気温はきのうと比べると高い所、低い所それぞれだが、東日本や北日本を中心に平年を下回る寒さとなりそうだ。
札幌はー3℃で真冬日となる予想で、仙台は3℃、東京でも7℃までしか上がらない見込み。
きょうは「節分」で暦の上では冬と春の境目だが、各地で厳しい寒さとなるため、万全な防寒対策が必要だ。
（気象予報士・多胡安那）
