新幹線や特急列車も含め、JR東日本全線とその他鉄道路線（7社）が連続する3日間乗り放題に……
そんな令和最強クラスのおトクきっぷ「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」が2日、発売されました。「鉄道開業150年」を記念して昨年発売された「JR東日本パス」が好評だったため、利用期間を2023年3月2日～3月15日の14日間に改め、ファイナルと銘打っての再販です。発売箇所はJR東日本の「えきねっと（Web）」限定、価格はおとな22,150円（税込）／こども10,150円（税込）です。
あらかじめ座席の指定を受ければ指定席も4回まで利用できるため、全車指定席の新幹線などにも乗車できます。ただ、昨年の設定期間中はあまりの人気ぶりから指定席が埋まってしまうこともありました。旅の予定が決まったらなるべく早めに予約を取るようにした方が良いでしょう。指定席の申込方法やきっぷの購入方法は、JR東日本の鉄道開業150年スペシャルサイトに掲載されています。
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なお、JR東日本エリアを旅行するのであれば、ほかにも「えきねっとトクだ値」や「JR東日本ダイナミックレールパック」（びゅうトラベルサービス）といったお得なきっぷや旅行商品もあります。
「JR東日本パス」自体は凄まじいハイコスパきっぷですが、その真価を発揮するのは3日連続で新幹線や特急に乗り倒すとき。もし目的地以外に行く予定がないのであれば、他の商品に申し込んだ方が安上がりになる場合もあることは考慮しておくべきでしょう。
また例年通り「青春18きっぷ」が発売されるとすれば、春シーズンと利用期間が被る可能性もでてきます。普通列車メインで乗車してときどき新幹線でワープするといった使い方であれば、「青春18きっぷ」の方がおトクになるケースも出てくるでしょう。新幹線や特急に乗る旅は「JR東日本パス」で、のんびり普通列車の旅をするなら「青春18きっぷ」で、といった使い分けも大事です。
昨年は「自宅と旅先を毎日新幹線で往復して宿代を節約する」といったトリッキーな使い方も見られました。旅の組み立て方は十人十色。JR東日本エリアで新幹線や特急含めて乗り放題というまたとない機会、存分に楽しみましょう。
（E5系車両 写真：tarousite / PIXTA）
