久常涼が6連続含む9バーディで首位発進 比嘉一貴も5位の好位置

単独首位に立つロケットスタートを切った久常涼(Warren Little/Getty Images)

◇欧州男子◇ラアス・アル=ハイマ選手権 by フェニックスキャピタル 初日(2日)◇アルハイマGC(UAE)◇7400yd(パー72)

2023年初戦に臨んだ20歳のツアールーキー久常涼が初の首位発進を決めた。出だし6連続を含む圧巻の9バーディを奪取。最終18番(パー5)で唯一のボギーを喫したものの、8アンダー「64」で飛び出した。

前年優勝したニコライ・ホイゴーの双子の兄弟、ラスムス・ホイゴー(ともにデンマーク)がエドアルド・モリナリ(イタリア)、マシュー・ボールドウィン(イングランド)とともに2打差2位で続いた。

日本ツアー賞金ランキング上位の資格で出場の賞金王・比嘉一貴も「67」をマークして好スタート。昨季欧州ツアーの年間ポイントレースで2位に入ったライアン・フォックス(ニュージーランド)らと並ぶ5アンダー5位につけた。

比嘉と同じ資格で参戦の日本勢は、星野陸也が2アンダー30位、ウェイティングから滑り込んだ岩崎亜久竜は2オーバー107位と出遅れた。

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