コロナ禍のラブストーリー、愛の「流行」は制御不能?

百聿數碼の新作ドラマ「此時此刻(At The Moment)」。制作を手がけた百聿數碼は、「近年台湾ドラマはさまざま面で発展していますが、心を温め、我々が生きる時代を表現できるような愛の物語にもっと投資することを決めました」と意欲を見せた。

「此時此刻」には、「華燈初上 -夜を生きる女たち-」の制作チームが再び集結。プロデューサーは、ダイ・ティエンイー(戴天易)をはじめ、ジャン・ヤーティン(張雅婷)と俳優のシュウ・ジエカイ(修杰楷)。ドゥー・ジョンジャー(杜政哲)が脚本、リエン・イーチー(連奕琦)が総監督を務める。

キャストは、ワン・ジン(王浄)、ベラント・チュウ(朱軒洋)、ビビアン・ソン(宋芸樺)、リン・ボーホン(林柏宏)、リン・ジェーシー(林哲熹)、ツェン・ジンホア(曽敬驊)、パフ・クオ(郭雪芙)、テレンス・ラウ(劉俊謙)、Lulu(黃路梓茵)、デレック・チャン(張軒睿)、ヤン・ミンウェイ (楊銘威)、エスター・リウ(劉品言)、シュウ・ジエカイら、金鐘奨や金馬奨の受賞歴がある豪華キャスト13人が名を連ねる。

百聿數碼

ワン・ジンは、「撮影中はとても楽しい時間でした。心地いい環境で皆さんと共演することができ、お互いの息がより合ってきたところだったので、クランクアップだと思うと名残惜しいです」と話した。また本作で挑戦したことについて「ウィッグを着けたことです。ショートヘアに慣れているので、ウィッグ姿の自分を見ると、女装しているような感じがしました」と、茶目っ気たっぷりに笑った。

「此時此刻」は、全10ユニットから構成される一風変わったアーバン・ラブ・ストーリー。予期せぬ新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の流行により、世界中が移動を制限され、あらゆる歩みを止めることを余儀なくされた2020年以降を描く。私たちは多くの命の無常に直面し、家族や友人との関係を見つめ直してきた。監督のリエン・イーチーは「登場人物はどれも傑出しています。俳優一人一人の素晴らしい演技に感謝しています」、脚本家のドゥー・ジョンジャーは「コロナ禍の時代を描いたラブストーリーです。失ったものはたくさんありますが、このドラマが皆さんの心を癒やしてくれますように」と述べた。

ニュース提供元:結果娯楽
翻訳・編集:二瓶里美

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